地デジ難民なので専ら、NHKのストリーミング配信で五輪を見てる訳ですが。ここ数日、意外に面白いのが「テコンドー」です。テコンドーと言えば少年漫画では真っ先に主人公にやれるモブが習ってる格闘技筆頭でお馴染みですが(笑)。実際のテコンドーは単なるスポーツ格闘技に過ぎないので、他流試合が弱いのは当たり前。スコアラと対戦ゲーマが目指してる物が最初から違うのと同じ事です。
で、スポーツ格闘技として見た時のテコンドーですが。これがなかなかルールとか良く出来てて、特に“観戦競技”として非常に優秀なコンテンツだと言えます。
まずポイント競技として得点条件が素人目に分かり易い。「足でするボクシング」と揶揄されるテコンドーですが、実際にはパンチを使ってもOKです(笑)。ただしパンチだと点が低いので、勢い選手達は高得点狙いのキックを多用する事になります。また当った部分で点数が異なり、下半身は例外なくNGで、腕部分も0点。基本は胴体と頭部のみとなり、またいわゆる“ヘッドショット(頭部への攻撃)”が成功すれば一気に3点入ります。
もし知ってる人なら、アマチュアボクシングのルールに後頭部へのキックが認められた競技と言えば分かり易いかも?
これさらにプラスして、回転しながらのキック攻撃は素点に+1点。審判からの注意(イエロー)で相手側に+0.5点、警告(レッド)は相手側に+1点。~となり、こういった競技格闘技にしては珍しく、振りかぶっての後ろ回し蹴りが実用的な技となるスポーツです。実際、自分が見てた中でも、時間切れ間際の“博打後ろ回し蹴りハイ”が決まって、一気に+4点されて逆転が起こった試合が3回ほどありました。
こうして一通り見終わった感想で言えば。ああ、こりゃ柔道はもう永遠にテコンドーには勝てないな~というのが正直な感想です。だって柔道、もといJUDOは詰まる所。デブが8分間突っ立てるだけの見苦しい社交ダンスと化している。軽量級でも最早、そうそうに投げで一本が決まる事は無くなって久しいです。
テコンドーとの最大の違いは、時間切れ間際の一発逆転が起こり得ないという点です。もち理論的には残り1秒で、山嵐が決まって~何て妄想をするイエローモンキーが今だに多数派な事は承知してますが。実際問題として起きない物は起きない。つまり打撃系と組み技系を比較した場合、投げが決まる確率は圧倒的に低いので。残り30秒切った時点で、TVの前のJAP以外は選手含めて皆んな諦めムードになってしまいます。
国際大会に出て来る選手は、妄想に取り憑かれたイエローモンキーが勝ちを諦めて、しつこく投げばかり狙いに来る事は周知になってるので。エリート海外選手は残り時間が少なくなってポイントリードしてる場合、全身の力を抜いて道着も緩フン状態にして、徹底的に投げられない様にする訓練を受けています。つまり投げは決まらない。適当に雑魚を排除してくれて、本番のメダルが掛かった試合では手を抜いてくれて、簡単にメダルを譲ってくれるので。日本人選手は海外ではとても好意的に受け取られています(笑)。
しかし打撃系なら本当に一瞬で決まる可能性は最後の最後まで残されてるので、選手も観客も最後の1秒まで試合に釘付けになります。そして実際に決まってるし(笑)。
さらにテコンドーには「T.KO」のルールもあって。2R目終了時に両者のポイント差が12点以上になったら、その時点でコールドゲームとなります。なのである程度ポイント差が開いたら、勝ってる方が逃げに走りがちになるのを。逆に積極的に勝ちに行くメリットをルール上ちゃんと与えてる訳ですね。これが柔道みたいに「一本を取れ」と言われたら、確率の問題から誰しも適当に技を出してる振りだけして、時間稼ぎに始終するのは火を見るより明らかです。ルール上の不備ですね。
つ~訳でやっぱり、自分が見てた中でも「コールドゲーム」が3回ありました。この辺からしても圧倒的に観戦競技として、テコンドーの方がルールが洗練されていると言わざるを得ない。同じ国発祥にも限らず。K-POPやキムチは廃れ、何故にテコンドーだけが世界に広まったのか?そのちゃんとした理由をイエローモンキーは良く良く考えた方がいいです。
誰が作ったかじゃなく、何を作った(ry~、ドンッ!
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いつからテコンドーは上位を韓国勢が総ナメにしてると錯覚してた…(笑)?
世界中で愛されると言う事は、世界中でメダルも均等に分かち合うと言う事です。イエローモンキーはそれが全く分ってない。日本人が毎回全階級、金銀銅を独占して。それでも意味不明に他の国の人たちが「いや~ニッポンジンすごいよ~!」とでも言うとでも?馬鹿かお前達は。そんな競技、誰もやりたくないし、やらないし。だからソフトや野球は五輪種目から消え去った(とても良い事です)。そのうち女子レスリングも消えるかもな(笑)。
P.S.
一応、自分は高校の3年間。嫌々、必修科目という名目で武道、即ち“柔道”をやってました。週1~2回の授業でしたが、全く礼儀も精神も成長しませんでした。
3年生の2学期までだったのですが。その僅かな期間の回数の授業ですら、2回ほど生徒が意識消失する事故が起きました。指導に当たっていた教師は素人同然、一応は有段者だったみたいですが。実質の指導はたまたま同じクラス内に2人居た、柔道部の生徒が受け持っていました。教師の方もほとんど任せきりでした。
幸い、事故は軽い脳震盪で済み。半身不随や死亡事故などの重大事故には至りませんでしたが…。だからこそ今にして思えば、自分はあの3年間、いつ殺されても不思議ではない状態にあったのだと震えが来ます。
来年度から何人死ぬか、皆さん賭けませんか?俺、100人な♪当たったら100ペリカで(笑)。