何つ~か「ペヤング和風焼きそば」という謎の新商品を試食。見た感じ食べた感じ共に、どう見てもただの生暖かいザル蕎麦!?
習慣アニメ批評::働くまぐろ
皆んなワニを舐め過ぎ!ワニは恐竜時代から恐竜を喰って生き残って来た、人類にとって最大最恐の敵であり捕食者!
習慣アニメ批評::進撃のアルミン
アルミン巨人説は正直どうなんだんだろうか?これで敢えての逆張りを狙って、最初から描写していたとしたら感心する。
芋女の反応(腹痛)は正常というか。確か映画『プラトーン』だったけな?ラストで主人公の戦友がドサクサに紛れて帰国するため、敢えて自分の銃で足を撃ち抜き負傷兵を装ってヘリに乗って本国へ送還されるシーンが秀逸だった記憶が。
やっぱこの辺は初等教育で徹底的に洗脳された日本人作家の限界というか。追い詰められた時に基本、自分の中に解決法を求めてしまう精神性の弱さ?何が何でも“自分だけが生き残る!”という真の勇気が最初から抜け落ちている感じがします。
P.S.
知恵のアルミンの割りには、パニックに陥った人たちを説得するには、ちと準備が足りなかったというか甘かったかな?まあこれが彼の初陣だし、こんなものかと甘く採点(笑)。
習慣アニメ批評::ヤマト22世紀
だから…テロン人とガミロンが同じ空気を吸ってたら、ヤマトがイスカンダルを目指す大前提が崩れると言ってるだろが~ッ!
放射能汚染は時節柄まずいと言う判断になったのか。今回の新版では新たに“ガミラスフォーミング”なる設定を作って、ヤマトはあくまでも「ガミラスフォーミングされた地球を元の状態に戻す装置を受け取りに行く」という設定になってます。多分、見てる人皆んな忘れてるっぽいけど(笑)。
じゃあ、ガミラスフォーミングって何なのかって事になる。普通に考えると地球の大気組成を現生人類が生存不可能な比率とか、大気組成成分自体を大幅に変えてしまう事だと推測されます。他にも何か現世人類には有害なウィルスをバラ撒いたとか?つ~かそうで無いと、わざわざヤマトが何万光年の彼方に旅する理由にならないし。つまり現在の地球の科学力では、もうどうにも原状回復出来ない状態になっている事が、最低限のヤマト出航の理由になってないとおかしい訳です。
ところが今回、何事も無かったかの様に、アホ毛ガミロンねーちゃんは普通にヤマト船内で、ヘルメット無しで会話してます。しかも本人直々に自分はDNA的にも正統な純血ガミラス人であると公言されてます(笑)。さあ、コレってどういう事??テロン人もガミロンも、互いに何も問題無く同じ空気中で普通に生活出来るのなら、何のためのガミラスフォーミング??
ガミラスフォーミング自体は地球人にとって無害なら、それを排除するために多大な代償や努力を払う必要性が全く無い。それよりももっと優先順位の高い事が一杯あります!とりあえずは直接攻撃を受けているので、まずは何とかしてそれを排除無害化する事が最優先事項となるはずで。つまりヤマトの使命は冥王星の流星爆弾発射基地を壊滅した事でほぼ達成された事になります。これで当分は地球本体にガミラス側の直接攻撃は無いので、その間にヤマトの同型艦を出来るだけ多く建造して、ガミラスの再侵攻に備えるのが最も確実な方策です(この時点ではガミラス本星の正確な位置は判明してないので)。
設計図のみでヤマトをとりあえず建造出来たのですから。今度はガミラスに隠れる事無く堂々と世界各国でヤマト級を建造できるのだから、最初の1隻よりはかなり楽なはずです。少なくとも太陽系内であれば、地球側の船も一応航行で来てるのですから。取り返した惑星からの資源も回復するわけだしね。
これはブッチーの致命的なミスだと思います。
まあしかし…宣戦布告も無しに攻撃を仕掛けて来る野蛮なテロン人の事ですから。実際は地球市民やヤマト乗組員たちには嘘を言っていて、イスカンダルに向かう本当の理由は、ヤマトによる片道切符の単騎特攻作戦である事は明白です!最終回は沖田艦長がヤマトに内蔵された「波動自爆爆弾」を炸裂され、古代や雪さん諸共、ガミラス本星を丸ごと吹っ飛ばす計画なんだと思います(笑)。ここで初めて沖田艦長のあのセリフが光ってくる訳ですね?
ガミラス…あの悪魔めッ!
習慣アニメ批評::ガルガン
チェインバーさん、あれだけ論理的推論思考出来るのなら最初からやっとけよ!
しかしやっぱどう考えてもレド少尉、メンタル弱過ぎというか…。今更、宇宙イカだと思っていた相手が、実は元ネタ人間でしたってだけで、あれだけ凹む理由が分からない。だったら最初に自ら皆殺しにした人間の海賊たちは何だったのかと。この演出で通るんなら、逆にレド少尉は原生地球人たち(つまりエイミーたち)を同じ尊重すべき人間と見なしていないという事になってしまう。
もちろんレド少尉はエイミーたちを含めて、現在の地球人たちを明らかに同族と見ているし、その生命や財産も尊重しているのは明らか。だったら最初に禄に確認もせずに、単に自分の所属組織に戦闘行為を仕掛けて来たという理由だけで、海賊たちを殲滅戦を選択する理由は何なのか?
「ノックスの十戒」に従うのなら、これらの事から導き出される結論は。レド少尉は見た目や思考形態が自分と同じ人間であっても、攻撃して来る相手は皆殺しにしても良いという価値観の持ち主であり、実際に物語当初はその様なストーリ描写であったはず。それが襲って来たクジライカ(明らかに敵意むき出しで人間とは程遠い姿形)をちょっとひねり殺しただけで、心が痛むなんて逆におかしいでしょうよと。そもそもそういう感情が無い“和製キリコ”としてのスタートだったはず。
そしてついにレド少尉は言ってはならない一言を言ってしまった。「同じ人間同士で殺しあっていたんだぞ!?」と…!
あのさあ…。別に自分はクレジット表記で作品を選ばないから、黒淵でも白淵でもいいんだけど。レドがそれを言ってしまったら、今までのエイミーたちとの交流や、弟さんとの笛のやり取り、何よりレドの原風景の中にある“兄弟”のイメージ…!~これら今までの作品としての積み重ねが全部、嘘、インチキ、全てはラスト30秒でドリフのテーマで有耶無耶になる(例えば全裸の幼児たちが大勢、わ~ッと出て来るオチなど)。つまりレド少尉は劇中で明らかに「ダブルスタンダード」を使い分けて、可哀想な自分を演技してると言わざるを得ない。
巷ではインテリぶりたい輩がこぞって「アレはレドの成長!(キリッ」とか言ってますが、どこが?あれはキャラクターの成長では無く、単純にストーリー上の重大な欠陥ミスが露呈した瞬間。きれいな言い方をすれば「ゆで理論(笑)」ってヤツですよ。逆に言えばあそこまでは順調にレド少尉の成長を描けていたのです。それなのにシナリオ作家が急に後ろから「コレでもっと美味くなるよ!」と、いきなりマヨネーズをぶち撒けてしまった。コレはもう食べられないよ…(直接、人体に有害では無いからと言って。それが直ちに食材として有効であるという論理にはなりません)。
急にツェペリさんに子供が居た設定になるのはご愛嬌というか。本当はダメだけど、一応は無理筋で嘘を吐いていた~とか理由付けは可能です。しかしキャラクターたちの内面や心理描写では嘘があってはならない。変な話だけど、フィクションだからこそ、その中で嘘があってはならない。嘘を吐くと確かに話作りとかは圧倒的に楽になるんだけど、その瞬間に魔法は解けしまうから。
P.S.
多分、本来のテーマ(or主題の1つ?)は「進化とは必ずしも知性を伸ばす事では無い」という事を言いたかったのかなと思います。自分も進化とは必ずしも、人間目線で優れた方向性になる事では無いという考え方は支持していますので(例えばDNAさえ捨て去って適応進化したウィルスなど)。その辺に関しては面白いと思うのですが…。であればこそ“嘘”は吐いて欲しくなったというのが正直な感想です。