日記:2018-04-30

習慣アニメ批評: FPS

Mさん、戦場帰りの傭兵か何か?

習慣アニメ批評: ピアノ

まあこれは『のだめ』や『四月嘘』でも描かれてたけど、コンクールってのは観客を酔わせ楽しませるコンサートでは無いって事ですね。

習慣アニメ批評: ジョー

最初からタイトルを「ギアレス.ジョー」にして置いた方が良かった様な気がする。

P.S.
「ジョスト」とか「フライングサーカス」とかでもそうだったけど…架空スポーツを考える場合、実は変に今あるスポーツの発展形とかにすると返ってリアリティを損ねてしまうと言うか、現存して今も隆盛なスポーツ競技ってのは既に最低でも数十年数百年は全世界で様々に試行錯誤された結果の無駄なモノが削ぎ落とされた結果の集大成として残ってるものがほとんどなので。そこに何かを加えると完全に蛇足、その競技自体が破綻してしまう事が多いんですよね。

この「メガロボクス」も現行のボクシングをベースに、そこにギアなる強化装身具を着ける事によりさらにダイナミックな動きとパワフルな~とか謳ってはいるものの、実際にこれをやるとスポーツとしては破綻してしまうんですよね。だってあんなに露骨に機種別メーカー別でギアの性能格差があったら、スポーツとしてはもちろん地下賭博としてもオッズが成り立たない。

こういう様な競技用機材の性能差が大きく影響するスポーツでは、国際競技連盟的な公式団体で使って良い機材の規格をmm単位g単位で厳密に定めて極端な有利不利を無くすのが普通だし、逆にそうしないとエキシビジョン的な面白さはあっても通年で開催される競技大会とかでは単なる大手メーカーの高性能器具PR会場になってしまい選手観客共に著しく興をそがれるので、少なくとも世界規模で万単位の人を集められる様なメジャー競技には発展しない。

習慣アニメ批評: 奴隷

この手のデスゲーム物って、こんな風に「デスゲームのルールを無視したリアル武闘派」の出現を未然に防止する設定を考えて置かないと、どんなに奇をてらってみても一瞬でゲーム世界が破壊され物語の前提が成り立たなくなってしまうんですよね。

今回はうまい具合にお犬様が圧倒してくれたけど、こういうのは通常は青年誌に掲載される訳なので、小学生とは違ってそれなりに社会通念のある読者に対してある程度以上の説得力を持った設定や描写で無いと、やっぱ見てる方が白けてしまうと言うか…リアルでは金も腕力もカリスマも無いからこそのファンタジー世界に救いや楽しみを求めて娯楽作品を読んでるのに、そこでもリアル喧嘩強いヤツが最強ですよ~だとハッとして虚を突かれた思いになるですよ(笑)。

要するにヒョロガリやキモヲタでもワンチャンあるんだと思わせる様なルール作りが肝要となる訳です。