日記:2018-09-24

最終アニメ批評: 百錬の覇王と聖約の戦乙女

なるほど慈愛的性差別というヤツですね(笑)。最後は何か色々と端折られている様な気がするので、これはアニオリEDというヤツかな?

P.S.
一瞬、今度は覚悟して再訪する訳だから、前もって色々と準備してから異世界転生すればいいのに~とか思ったけど。よくよく考えたら現代品種の種籾とか持参しても、現代の農業機械や高品質の化学肥料と農薬が大量に持ち込めないと意味無いな。

古代の厳しい環境でも役に立つ再現性のある技術や農法なら、今まで通り「スマホの力を過信して」wikiとかから情報検索して部分的にアレンジしながら使って行けばイイ訳だし。幾ら理屈は分かっていても、さすがに現代水準での鉄鋼業や化学プラントは作れないからな。

最終アニメ批評: 七星のスバル

運命改変能力者を実践でいたぶりながら育て最終的に能力を発動させる事によって真の安寧な世界を作り出そうという思想は、なかなかにSF的な解釈というか面白いネタだと思ったけど…それを取り巻くキャラとか世界観とかが今一歩足りてない感はある。後、1クールで尺が足りてないのは分かるけど、それにしても最後の締めのボスキャラが中ボスの尖兵感丸出しのピエロと魔女ってのはさすがに無い(笑)。

最終アニメ批評: 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

良い最終回だった。しかし他のモブ♀と比べても明らかにメガネのエピソードが圧倒的に正妻ヒロイン感あると思うんですが…(笑)?

P.S.
いわゆるビスケットが甘いお菓子扱いになったのは18世紀以降で、元々はフランス語の「ビスキュイ(biscuit)」を語源とする「2度焼いたパン」という意味の軍事用携帯糧食の乾パンの事ですからね。

普段食として食べるパンをさらに2度焼く事により水分を飛ばして固く焼き固める事で保存性を高めた非常食。お馴染みのあのビスケット表面にポツポツと空いた小さな穴は、この2度焼きの時に中の水分が水蒸気となって抜け出る際に全体を破裂させないための空気穴として開けられたモノ。

従って異世界ファンタジー警察的には厳重に処罰しないといけない所だけど…面白かったので不問!

最終アニメ批評: 異世界居酒屋 -古都アイテーリアの居酒屋のぶ-

9割方の日本人は「美味いモノは万国共通!味は国境を越える!」とか本気で思ってるけど。現実には人の味覚は生まれ育った環境、特に5歳くらいまでの幼少時期に食べたモノによってほぼ一生涯固定化されてしまうので、成人を越えた年齢の異文化人に「日本の美味いモノ」を押し付けても全く受け入れて貰えません。

具体的には「ウナギの蒲焼」なんてモノは日本以外では例外無くゲテモノ料理扱いで好んで食べる人は皆無。日本に来て仕事してるアメリカ人でも鰻重を食べた事はあるけど、選択肢があるならサンドイッチとかの方が良いって言ってたし(笑)。日本人は悪い意味で食の力を過信し過ぎており、また同時に食習慣を過小評価し過ぎている。

一応、欧州のドイツやノルウェー辺りではウナギを食べる習慣があるけど(イギリスのアレは論外な)。それでも食べるのはあくまでも「ウナギの燻製」であり、それはビールの肴として食べるモノであってハレの日のご馳走なんかじゃ無い。日本でも普通に「イカの塩辛」を毎日の昼の弁当に買って食べてるオッサンが居たら頭おかしいんじゃないかと思うでしょ(笑)?それと同じ事。食習慣や文化は非常に強固で、それは美味しいモノでは容易には崩せない鉄壁の城塞なのです。

また逆のパターンで言えばUSで圧倒的人気でファストフードの王様と言っても過言ではない「ホットドッグ」ですが、美味い物には目が無いはずのJAPランドではさっぱりですよね?似た様なハンバーガーは国民食と言っても良いくらいに日本全国にチェーン店が普及しているのに比べたら、ホットドッグの日本での扱いはお粗末としか言い様がない惨状です。つまり「美味ければ必ず広まる」というのは「面白ければ必ず売れる」と同じくらいに根拠の無い迷信に過ぎないのです。

あ~でも、主催者が肉を切り分けて賓客に振る舞うってのは良かったです。これは元々は古代中国の習慣に基づいた発想で、今でもよく一国の総理大臣を「宰相」と呼び習わしますが、これは古代中国での「宴の席で肉を切り分けて振る舞う役職」という意味です。そこから転じて富を分け与える者、さらには国家的な重要な案件を差配する者という意味になったのです。

色々と穴だらけだったけどトータルでは面白かったです。これで「のぶ+」をマイナスしてくれてればもっと良かったんですけどね…