最終アニメ批評: キャプテン翼2018
連載当時や旧版アニメの時は全く面白いと思って無かったけど。この歳になって見たせいか、或いは2クール体制に合わせて余分なシーンがカットされてたせいか(笑)、存外に面白い。
こんな感じで『北斗の拳』とか『コブラ』も今の最新アニメ技術&CGでリメイクしたら、結構イケるんじゃね?つか誰も喜ばない刑事モノなんかよりも、普通に『ウィングマン』をリメイクした方が儲かるのでわ…?
最終アニメ批評: オーバーロードIII
最終回にも関わらずPVPに一切の妥協が無いアインズ様(笑)。まあでも時間停止系の魔法が使えるなら、強敵相手には先制の第1ターン目で真っ先に時間停止を使うよね。自分も『ファンタジアン』では必ず使ってたし…(笑)。
異世界警察としては「兵力7万人」は噴飯モノなんですが…まあ元からこの世界は実際の異世界なのか、それとも現代MMORPGが実体を持ったモノなのかハッキリと明言されてないので、そこはまあ適当でもイイよねって感じで流す。
P.S.
ホモ.サピエンスが社会性を営んでいるという設定での世界観で軍隊(常備軍)を組織する場合。生産人口に対する適正で維持可能な最大兵員の数は、総人口の1%までと決まっています。この数字は肉弾白兵戦が主だった古代でも、銃火器を使った組織戦闘が主な近現代戦であってもほぼ変化しない数値です(世界の警察を自認する現代アメリカでようやく2.5%くらい)。
ですので「動員兵力7万人」と言った場合、それを動員させるためには700万以上の人口が必要になる訳です。はい、生産性がそれほど高くない中世欧州風の封建社会で100万都市は皆無な訳で、実際の歴史上の中世欧州で行われた戦争の兵力動員数はだいたい数百人規模で、3000人を超える事は稀でした。
三国志とかで10万~20万の大軍団が登場するのは、1つは中華思想というか単純に歴史書でも話を盛ってあるので数を倍くらいに多く記載する習慣だった事と、もう1つはこれまた単純に古代中世の時代ではそれくらいに圧倒的差が付くくらいにアジアとヨーロッパでは生産力が正に桁違いだったのです。
かなり豊かな社会を作り上げていた古代ローマ帝国時代ですら、ハドリアヌス帝の時で帝国全土の国境線を防衛するローマ兵士の数は30万~40万と言われていますので。小国同士の小競り合いで7万人の兵士を動員する事が、いかに荒唐無稽な数字であるかが分かるかと思います。