日記:2022-11-16

AviUtlを使わずに動画をエンコードする方法を試行錯誤中。とりあえずはFFmpegを使うスタイルになりそうですが…まだ全然、形にはなっておらず。最終的に全部の工程をコマンドライン形式で処理するのか、それとも何らかのフロントエンド(GUI)を間借りして処理させる環境を組むのか、まだ色々と思案中です。


習慣アニメ談話: サマータイムレンダ

とても面白かったです。話としてはよくあるタイムリープ物なんですが、ありながちな世界を救う的な方向性では無く、あくまでも主人公らの身近な家族を守る事に終始したのが良かったと思います。

全体的な話の筋立ては全く辻褄が合っておらず、伏線との矛盾点も多いのですが。登場人物が魅力的なのと、とにかくストーリに勢いがあって一気に視聴者を巻き込んで行く流れは見事としか言いようがありません。後、ラストの落ちにも爽快感がって「誰も不幸にならない」のが良かったと思います(視聴中はビターED的な結末になるものとばかりに思っていたので、これは良い意味で予想を裏切られました)。

最後ら辺は多少、肩透かしというかグダった感もありましたが。まあイイ感じでまとまったかなと思います。ご都合主義的ではありますが、皆んなハッピーで良いんじゃないんでしょうか。ただ唯一、納得いかないというか首を傾げさせる点が一つあり。それは最後に全てが良い感じに丸く収まって過去の因縁等が全て無かった事になっているのに、主人公の両親だけは改変前の状態をそのまま受け継いでいるという点です。

話の発端となったヒルコ様の出発点の時点から大幅な歴史改ざんが行われており、それによって最後は死人すらも何人も生き返ったり、或いはそもそも存在すらしていなかった人物が生まれたりしているにも関わらず。作中でその死の原因がヒルコ様由来である事が明確に語られている主人公の両親が、その主原因が完全に取り除かれた新しい世界線になっても「邪魔な存在」として居なかった事になっているのは如何なものかと…。

どうせ最後は全部、ご都合主義で丸め込んでしまっているのだから、だからこそ逆にそこだけ「え?生き返らないの?」と思ってしまいました。